分け合って、分け合って…。
ハルが、自分の大好きなものを食べているときに、
それを半分こなどで分けてくれることがあります。
ちいさい子ども向けのお菓子はどうも割高ですし、
果物もなかなかによいお値段がするので、
本当はハル一人でどうぞという気持ちもあるのですが、
その優しさは、やはりとても嬉しいものです。
先日は、苺を分けてくれたハル。
相変わらずの躊躇のなさに色々と考えさせられつつ、
“そうだね。分け合って、分け合って、
手元に残るものはわずかでも、
皆で一緒に美味しく食べられたら嬉しいねえ。”
…と、そんなことを思っていたら、
その後あっさりとおかわりを要求するハルなのでした。