ハルの庭

三歳の娘との、毎日の暮らしを綴っています。

大切にしたいこと

『図画工作のめあて』彫刻家 佐藤忠良さんの言葉

先日、「ノージーのひらめき工房」をご紹介したなかでも 少し触れましたが、とりわけハルと過ごすようになってからというもの、 幸せに生きるというのは全体どういうことだろうと 折に触れて考えるようになりました。 それは例えば、夢中になって何かを見つ…

あの子と、私。

何もかも上手くいかなくて、 すべてを投げ出してしまいたくなる日でも、 あの子の頬を、髪を、撫でることはできる。 胸の苦しくなるほどに憂鬱で、 溜め息のもれる日でも、 あの子をぎゅっと、抱きしめることはできる。 思わず涙のこぼれるような、 ひどく気…

“子どもが必ず手伝いをする魔法の言葉”から考える、遊びの本質。

昨日、日本テレビの『世界一受けたい授業』という番組で、 “子どもが必ず手伝いをする魔法の言葉”というものが紹介されていました。 先生役は、ジェニファー・L・スコットさん、 『フランス人は10着しか服を持たない』という本の著者と聞けば、 ご存知の方も…

ハルとの約束

先日、ハルがとうとう二歳の誕生日を迎えました。 思い返せば二年前、予定日を過ぎても 一向に生まれる気配のなかったハル。 このままずっとお腹にいるつもりかしらと思う程の 長い長い十日間の後、どうにか無事に生まれたハルは、 目も鼻も口も、手足も指も…

理由を説明する、理由。

ハルと接するうえで大切にしたいことのひとつに、 「理由を説明する」というものがあります。 帽子をかぶることや、服を着ること、靴を履くこと、 ごはんを食べることからバスに乗ることまで、 暮らしのなかの一寸したことであっても、 できるだけ、その理由…

撫でたり、抱きしめたり。

ハルと一緒にいると、どうやら確かに私たちは 動物の一種らしいと実感することがあります。 抱っこひとつをとっても、ひっしとしがみつく健気な様はまるで子猿そのもの。 生まれたばかりや、そうでなくても激しく人見知りをしていた頃などは、 嬉しいという…