ハルの庭

三歳の娘との、毎日の暮らしを綴っています。

ハルの寝姿

 

 

 

 

 

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保育園で教えてもらったのでしょうか、

ハルは、頬の傍にそっと両手を添えて眠ります。

 

その寝姿に、いとおしさが

とどまるところを知りません。

 

もう幾らだって眺めていられるようなのです。

(そのまま、一緒に寝てしまうこともあります・・・。)

 

 

夜ごと、世界中の子どもたちの枕元で、

どれだけ沢山の愛がささやかれていることでしょう。

そんなふうに考えると、

いつもたまらなく幸せな心持ちになります。

 

それでいて、夜間授乳の寝不足など

綺麗さっぱり忘れていることに、

私も大概いい加減なものだと

可笑しくなったりもします。

 

 

ぐっすりと眠るハルの隣で、

ふと、そんなことを思っていたら、

寝返りをうったハルの拳が

見事に顔に命中したりなどするのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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三歳のハルと、お年玉。

 

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少し前の出来事ですが、

お正月に、お年玉をもらったときのことです。

去年まではまったくの無関心だったハルが、

今年は、中身も気になる様子。

ぽち袋を覗き込み、

お金が入っていることを知ると、

えらく感激していました。

 

「おねえしゃんになったら

ちゅはうんだね、しょうだね。」

と嬉しそうに言いながら、

「おしゃいふはどんなのがいいはねえ。」と、

そんなことまでうきうきと考えていました。

 

こうして成長していくのかしらと、

しみじみしながら、

気に入った絵柄のぽち袋だけを選り好むところに

あどけなさを感じたりなどしたのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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涙を拭いて

 

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ようやく風邪が治り、

保育園へ通えるようになったハル。

しばらくぶりに離れるためか、

朝は再び、涙、なみだのお別れです。

 

そんな大泣きの場面で、

近頃よく言う決まり文句がこれ。

 

「涙がでてうはら、ほっぺふいて!」

(涙が出てるから、ほっぺ拭いて!)

 

特に朝などは、少しでも一緒にいたいという気持ちからでしょうか。

対応に苦心しつつ、その懸命な訴えは何ともいじらしいものです。

 

ちなみに拭き方が甘いと、

「まだ、はなみじゅもちゅいてう!」等々、

怒られてしまいます・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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お味は、いかが?

 

 

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体調が優れない時には、

どうにも癇癪の激しいハル。

 

叫んで暴れる13kgを抱えるのは、

立っていても、座っていても、

なかなかしんどいものがあります。

 

仕舞いには、抱っこをするのに邪魔だからと、

私の鎖骨を外すよう絶叫する始末です。

 

そんな本日の、貴重な平穏の時間。

お粥の味をハルに尋ねると、満面の笑みで

「あったはい!」(あったかい!)と、

感想を教えてくれました。

 

・・・。

素直に喜んで良いものやら複雑ですが、

おかわりをしていたところを見ると、

まずまずの出来のようで一安心。

 

とにもかくにも、

早く元気になってほしいと願っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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もっと、格好よく・・・

 

 

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ここ数日、少々風邪気味のハル。

微熱が続いている他は、食欲があまりないことと、

ふとしたことで頻発する癇癪に不調な様子が知れます。

 

先日、私が『魔女の宅急便』の映画を

観ることができたのも、実はそんなこんなで

ハルがいつもよりずっと早寝をしたためでした。

 

今日も、ハルは朝からご機嫌斜め。

抱っこをしてほしいと言うのですが、

どうにも姿勢が気に入らず・・・。

飛び出した言葉が、

「もっと、はっほよふだっほして!!」

(もっと、格好よく抱っこして!!)

というものでした。

 

自分でもわけが分からなくなっているであろうハルを、

どうにかこうにか、なだめながら、

ひとりあたふたと格好のよい抱っこを模索する母なのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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『魔女の宅急便』を観ました

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大好きな映画、『魔女の宅急便』を観ました。

スタジオジブリの作品は、ご多分に漏れず、

いずれも幼い頃から大のお気に入りで、

幾度繰り返して観たか思い出せない程です。

大人になってからはさすがに機会も減り、

特にハルが生まれてからは

あまり時間をとることができずにいましたが、

テレビで放映されると聴き、録画をして観ました。

 

作品の内容に触れますので、

まだ観たことのない方、これから観ようと

楽しみにしていらっしゃる方は、

読むのをよしていただいた方が良いかも知れません。

 

 

主人公は、キキという名の魔女見習いの少女です。

13歳になった彼女は、古い伝統に従って

故郷を離れ、誰も自分を知る人のいない街で

一人前の魔女になるために修行の日々を過ごすことになります。

 

原作は、角野 栄子さんの書かれた同名の児童文学です。

美しい映像、魅力的な登場人物、

力強く豊かな物語や、素晴らしい声優陣など、

作品の詳細は、すでに多くの方が語っていらっしゃるので

この場では割愛させていただきますが、

これは私にとって、「自立と葛藤」の大切な物語です。

 

はつらつとして可愛らしいキキは、

新しい暮らしへの期待に胸を膨らませ、

家族や友人に見送られながら出発します。

そうして、魔女が住んでいないという条件のもと、

海辺の大きな街へと降り立ちました。

そこで彼女が出会ったのは、

どこかよそよそしい様子の人々。

元気いっぱいだったキキは、

早くも途方に暮れてしまいます・・・。

 

人生の様々な地点において、

常に新しい発見を与えてくれる、この素晴らしい映画。

なかでも今回とりわけ印象深かったのは、

キキが落ち込み、葛藤する姿でした。

 

初めて降り立つ街で、出会う人々に笑顔で挨拶をするも、

自分は歓迎されていないと感じて落ち込むキキ。

どしゃ降りの雨のなか精一杯届けたニシンのパイを、

「私、これ嫌いなのよね。」と言い放たれて呆然とするキキ。

魔法の力を失くした自分を肯定できず、焦るキキ・・・。

そうして、自分に好意を寄せてくれる友人を

拒絶してしまう姿に、はっとしました。

 

誰かを大切に思うこと、

優しく接すること、

誠意には誠意で返してもらえるものと信じて疑わず、

それだのに誠実に振る舞った言動が

いとも簡単に否定されてしまうことの哀しみ。

トンボからの電話を上の空で切るキキは、

紛れもなく、幼い頃の私自身であるように思われたのです。

 

そして不思議なことに、それ自体はけして哀しいことではなく、

むしろ、不器用な程の頑張りや、自分へのいらだち、葛藤は、

「こうせずにはおれない」という精一杯な生き方として、

とても魅力的なものに感じられました。

 

 

大人になった私は、

キキのように誰かの言葉に深く傷つくことや、

上手くいかないことに幾日も悩むようなことは

さほどないように思いませす

と言うよりも、そうしていてはいけないと

自分に言い聞かせながら日々を過ごしているのかもわかりません。

 

勿論、社会の中で求められる役割を果たすためには、

そうくよくよしてばかりいられません。

自分のことにかまけていられないのも本当です。

 

けれど大人だって、誰かの言動に哀しくなることもある。

自分に自信が持てなくて、人生に迷うこともある。

思い通りにいかなくて、ふてくされることだってあるし、

人の優しさを素直に受け入れられないことだってある、

そして、それでも別に良いのじゃないかしら。

映画を観終えた今、そんなふうに思うのです。

 

誰の中にも、13歳のちいさな魔女がいて、

一人前になろうともがき、葛藤している。

そんな時間のすべてが、かけがえのない程に尊く、

あるいは愛すべき人生そのものなのかも知れません・・・。

 

 

余談ですが、映画の終わりに流れる

荒井由実松任谷由実)さんの

やさしさに包まれたなら』という曲も、

とても素敵で大好きです。

 

「小さい頃は神様がいて

不思議に夢をかなえてくれた

やさしい気持で目覚めた朝は

おとなになっても 奇蹟はおこるよ」

 

この歌詞を聴くと、

ありったけのやさしさに包まれるようで涙が出ます。

 

 

たとえ格好わるくても構わない、

落ち込むこともあるけれど、

精一杯生きていこう。

久しぶりに観た『魔女の宅急便』は、

そんなふうに思わせてくれる素敵な映画でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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明けましておめでとうございます

 

 

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昨年は、ほとんどブログを更新することもできませんでしたが、

お付き合いくださいました皆様、本当にありがとうございました。

 

また、日常のことをのんびりと綴っていきたいと思いますので、

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

朝、目を覚ましたハルに、

「あけましておめでとう。あたらしいとし、おめでとう。」

声をかけたら、「クイシュマシュ?」と訊かれたので、

とりあえず違うということを伝えておきました・・・。

ぐりとぐらの1ねんかん』という絵本を通じて、

季節や時間の刻々と変わっていくことを

少し肌で感じられるようになってきたハル。

改めて絵本を読み直し、「あたらしいとし」という概念に

なかなか興味津々の様子でした。

 

そんなハルも、今年はいよいよ四歳になります。

あんなにちいさかったハルが・・・

今からもう感慨深い思いで、早速胸がいっぱいです。

 

これから訪れるであろう多くの出会い、広がっていく世界、

その豊かさを思うと、ハルにとって時が流れていくことは

本当に素晴らしいことです。

一方で、いつでも少し寂しい、それが親心というものでしょうか。

けれども、留めおくことはできないのですから、

せめて、あの永遠のような、かけがえのない子どもの時分を、

ハルと一緒に楽しんでいきたいと思っています。

 

 

 

新しい年が、どうか皆様にとって素晴らしい一年となりますように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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