ハルの庭

三歳の娘との、毎日の暮らしを綴っています。

まさかの出来事

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家族で外食をしていたときのことです。

ふと気がつくと、隣に座っているハルが

何やらもじもじとしています。

そこで、「トイレに行く?」と訊ねると、

ちいさく、こくりと頷きました。

 

トイレトレーニング中ということもあり、

この気持ちを無下にはしたくないと

急ぎトイレへ向かいます

待つこと数分・・・。

ようやくトイレが空いたとき、ハルが、

「おジュボンがぬえちゃった。」と、

そっと教えてくれました。

 

卒業用のオムツを履いていたため、

普通であればいきなりスボンまで

濡れてしまうことはないのですが、

この日はハルのお腹がゆるんでいたようで、

もはや目も当てられない程の大惨事です。

 

まさかの出来事に動揺したためか、

記憶が若干薄らいでいるのですが、

何はさておき着替えを持たずに出かけたことを

大いに後悔しました。

近頃は、外で服が汚れることもめったになく、

いつのまにか着替えを持ち歩く習慣がなくなっていたのです。

 

はてさて、一体どうしたものでしょう。

汚れたズボンをもう一度履くわけにもいかず、

と言ってオムツ姿で帰るわけにもいかず・・・。

 

そこで思いついたのが、

「コートを履く」というもの。

 

実は、以前ハルがふざけてやっていた遊びなのですが、

思わぬところで、その発想力が大活躍です。

 

 

寒空の下、コートを履いた三歳児と、

何かを成し遂げたような顔の母親を

見かけた方がいらっしゃいましたら、

それは、きっと私たちです・・・。

 


「三歳を過ぎても着替えは持つべし」という、

とても有り難い教訓でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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