ハルの庭

三歳の娘との、毎日の暮らしを綴っています。

三歳のお留守番

 

 

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平日、私の帰りが遅いときは、

ハルと夫とでしばしのお留守番です。

 

ようやく帰宅して家族の顔を見ると

とても嬉しくなりますが、

思いがけないホウレンソウ(報告・連絡・相談)に

動揺してしまうこともしばしばです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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オリンピックと、ハルの思い出。

 

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朝、何ということなく観ていた、

冬季オリンピックスノーボードの競技風景。

 

日頃から、とにかく寒がりの私は、

寒い季節に寒いところでがんばっている

というだけで、すごいことだと感心してしまいます。

 

そんななか、じっと画面を見つめていたハルが、

選手の飛ぶ様子に驚いたふうで言いました。

 

「ほら、この子、お母しゃんと同じくらい飛んでるよ!」

 

「・・・えぇ?」

 

ハルの感想が、まるで思いがけないところから

颯爽と、勢いよく飛び込んできたので、

すっかり不意を突かれた私

ハルよりもっと驚いてしまいました。

 

「お母さん、いつ、そんなに飛んだっけ?!」

 

「あ、おひじゃをね、おテ(おケガ)したときだよ。

病院まで運んであげたんだもんね。ねえ。」

 

隣で同意を求められた夫も、

笑いながら調子良くハルに同意します。

「そうだねえ、病院に行ったねえ。」

膝をケガ、病院まで運ぶ・・・。

これはどうやら、以前に私が転んで

膝を骨折したときのことを話しているようです。

 

とある事情で急いでいた私は、慌ててつまづき、

膝の骨の剥離骨折をしたことがあるのですが、

そのときは、まだ2歳のハルを腕に抱えていたのでした。

 幸いハルにケガはなかったもの、

ハルの体感としては、ふわり、どころでなく、

いかにも飛び上がるようだったのでしょうか。

 

「そうかあ、そんなに飛んでたかしらねえ。」

「うん、しょうだよ!」

 

 

ハルの躍動感溢れる思い出に笑いつつ、

改めて反省したのでした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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someyakaoru.hatenadiary.jp

 

 

 

今だけのこと

 

 

 

つぼみの割れ咲くような泣き声も、

嵐の吹き荒れるような癇癪も、

ちょうちょの移ろうような気まぐれも、 

あの子のすべてがいとおしい

 

それだのに、苦しく思う、

この苦しみ。

 

 

早く過ぎてしまえば良いなどと、

誰が望みたいでしょう。

 

何事も、今だけのことと知りながら。

 

 

 

 

 

  

 

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バスの中にて・・・

 

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お昼寝をしないまま、

全力で遊んだ休日の夕方。

 

眠気がもはや限界に達したハルの切ない声が、

バスの車内に響きます。

 

寝たいけれど、寝たくない。

そんなもどかしい心持ちから身悶えしているうちに、

ズボンがずり落ちてしまったようです。

 

見守る側であれば、

微笑ましい光景に違いありませんが、

いざ我が子に「おちり、おちり、」と訴えられると、

どうにも可愛いやら困ったやら、

あたふたしてしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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