ハルの庭

三歳の娘との、毎日の暮らしを綴っています。

三歳のハルと雪遊び

 

 

 

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先日、私たちが暮らす街でも、

久しぶりに雪が降りました。

 

通勤や通学は大変ですが、

ハルに雪を見せてあげたいとの思いから、

待ちに待った初雪です。

 

実際には昨年も見たことがあるのですが、

まるで覚えていない様子のハル。

さて、今年はどんな反応をするかしらと

私も天気予報を見ながら楽しみにしていました。

 

当日、朝からはらはらと降り始めた雪は、

夕方になっても止むことなく続き、

帰宅の道中は真っ白の世界に変わっていました。

電車の遅れから普段の倍以上の時間をかけて

我が家へ辿り着くと、ちょうどハルと夫も

保育園から帰って来るところでした。

 

「ハル、雪が降ったねぇ。すごいねぇ。」

「・・・雪だるま、ふちゅった。」

(ハルは、「作る」を「ふちゅる」と言います。

私の大好きなハルの喋り言葉のひとつです。)

「そっかあ、素敵ねぇ。どうする、もう少し遊ぶ?」

「・・・・・やあだ。」

 

だいぶ長い沈黙のあと、雪遊びを辞退したハル。

連絡帳を見るところによると、日中

存分に遊んで満足したようです。

 

平日に降ったため、一緒に雪遊びというのは

あまりできませんでしたが、

保育園では雪だるまを作ったり、かき氷屋さんをしたり、

お友達や先生と楽しく遊んでいたとのこと。

 

 

絵本で、これまでなんとなく眺めていた雪が

見知ったものとなって、同じお話でも

違って感じられるようになるのでしょうか。

 

朝焼けで薄紅色に染まる雪景色は本当に綺麗で、

こうしてハルの世界もまた日毎豊かになっていくかと思うと、

とても嬉しい気持ちになったのでした。

 

 

 

 

 

とらたの出てくる絵本も、とてもお薦めです。

洗練された線や色と画面構成、愛らしいお話。

子どもの頃、大好きで幾度となく読んでもらっていました。

特に、真っ青に晴れ渡った空の場面は、

はっと息を呑むような素晴らしい演出です。

 

 

『はじめてのゆき』

作:中川 李枝子 さん

絵:中川 宗弥 さん

出版社:福音館書店

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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