ハルのおひな様
ひな祭りの季節を迎え、
今年も、ひな人形がお目見えしました。
おままごとにも参加してくれる、
我が家の気さくなお内裏様とおひな様。
そのため、飾っておいたはずの場所に
いないこともしばしばですが、
心配はご無用です。
絵本の下で、ぬいぐるみの横で、
いつも優しくハルを見守ってくれています・・・。
先日も、いつもの場所に姿が見えないと思っていたら、
ハルの傍らでお昼寝をしていました。
作っていらっしゃるのは、
飛騨高山に工房を構える「真工藝」さんです。
素朴な生木綿に飛騨の木版で染め付けを行い、
高温で蒸して色止めをしたうえで、もみ殻をつめ、
縫い合わせる、終始手作りというぬいぐるみ。
我が家のひな人形は、その木版手染めぬいぐるみの
「おひな様」セットです。
柔らかな素材のため、ケガをすることもありませんし、
ちょっとやそっとで壊れるようなこともなさそうです。
和やかな表情は、見ていてとても穏やかな心持ちになります。
ハルが気軽に触れて親しめること、
飾るために場所をとらないこと、
そして何より、その愛らしい姿に一目惚れして、
購入を決めました。
お値段も、何だか申し訳ない程に控えめで、
「いずれ本格的なひな人形の購入を検討したいけれど、
今はまだ飾る場所がない・・・」という方でも、
悩まず二種類を揃えられそうです。
なお、逆さまにすれば、華やかな図柄の風船に早変わり。(ハル考案)
ぬいぐるみたちと並んで、皆でお茶会をするのも素敵です。(ハル考案)
今日もまた、ハルはお内裏様とおひな様を
チューチューのおうちに迎えて、
皆で団らんをしていました。
厳かな雰囲気のひな人形も趣がありますが、
ちいさなうちから行事を愉しむということを考えても、
我が家にはこのひな人形がとても馴染んでいます。
ひな祭りと言っても、
まだ特別に何かをするというふうではないのですが、
大好きなひな人形を自分の横に並べ、
美味しそうにひなあられを食べるハルを見つめながら、
そのすこやかな成長を日々切々と願っています。