ハルの庭

三歳の娘との、毎日の暮らしを綴っています。

ごめんね、

 

 

f:id:someyakaoru:20180201212001p:plain

 

 

 

 

それは、とある休日の朝…。

食事の支度を済ませ、さぁそろそろ夫を起こそうかという頃、

ハルがねずみのぬいぐるみと何やら相談をしていました。


「チューチューはどこに座る?お母しゃんのおひじゃ?」


どうやら、チューチューはお母さん、

つまり私の膝に座りたいと言っているようです。

「そっかぁ、でも…。」と、考え込むハル。

 

「ごめんね、チューチューは

お父しゃんのおひじゃでもいい?

…ごめんね!!」


近頃のハルは、

ごっこ遊びなどの設定が随分と複雑化して、

感情表現もとても豊かです。

とは言え、このときの苦渋の表情ときたら!

 

なんとか、お父さんの膝で我慢をしてもらおうと、

心苦しいながらにチューチューを説得します。

それでもチューチューは、

やはり私の膝に座りたいと話しているのか、

「そしたらしゃ、一緒にお母しゃんのおひじゃにしゅわろう、ね。」

そんなハルの提案で話がまとまったようです。

 

「お母しゃん、チューチューも、

ハルと一緒にお母しゃんのおひじゃにしゅわりたいって。良い?」

私を見上げて、嬉しそうに尋ねるハル。

 


・・・ハルとチューチューの愛をいっぱいに受けて幸せな私でしたが、

反面、夫(と夫の膝)に、心から同情してしまったのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

f:id:someyakaoru:20171227201612p:plain

 

 

 

someyakaoru.hatenadiary.jp

 

someyakaoru.hatenadiary.jp