ハルの庭

三歳の娘との、毎日の暮らしを綴っています。

おやすみ

 

夜、隣で眠るあの子を、

そっと抱きしめてみる。

 

ちいさな子どもというのは、

てっきり砂糖菓子のように

甘く香るのだとばかり思っていたけれど、

まるで酸っぱくて、

熱を帯びた生き物の匂いがする。

 

なんだか可笑しくて、嬉しくて、

ひとり、布団のなかで笑ってしまう。

 

転がって、伸びをして、

よだれのあとまで、なんていとしい。

 

 

おやすみ、おやすみ、

よい夢を。

きっと、素敵な明日が来るよ。 

 

 

 

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