ハルの庭

三歳の娘との、毎日の暮らしを綴っています。

良いお年を

 

たいしたことはしていないのに、なにやら慌ただしくしていたら、

あっという間に年の暮れ、大晦日になってしまいました。

 

今時分になると毎年思うことですが、

一年というのは過ぎてしまえば本当に早いものですね。

日々色々のことがあったはずなのですが、それでいてついこの間、

一歳のハルと無事年を越せたことをしみじみ嬉しく思っていたような気もします。

 

大人になればなお一層時はさらさらと流れるようですが、

それでも振り返ってみれば、ハルが生まれてからの一日一日は、

嬉しいことも苦しいことも、すべてがあんまり色濃く鮮やかで、

ああ確かに私たちは今日という日を生きているのだなあと感じることができています。

 

ハルに寄り添っていると、いつでもその瞬間、あるいはその日のこときり

心になかったような子どもの頃を思い出すようです。

ふとした出来事にも気持ちの揺れるような、はっと目の覚めるような…。

毎日奇跡を目の当たりにしているのだという心持ちでいれば、

幾つになってもこんなに深く物事を感じて生きていくことができるのだと

ハルに教えてもらったようにも感じられます。

 

 

新しい年が、私たち家族にとって、また皆様にとって、

素晴らしいものでありますように…。

どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。

 

 

 

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