ハルの庭

三歳の娘との、毎日の暮らしを綴っています。

ねんねのあとは

 

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少し前まで、私や夫に起きてもらいたいときは、

私たちの髪を全力で引っ張っていたハル。

一片の躊躇もないため、その痛いことといったらありません。

確かに目は覚めるけど、それはいや…。

 

髪を引っ張られたら痛いのよ、

優しくなでなでしてくれれば起きるからね、

など毎回切々と訴えてきました。

 

起こしてくれてありがとうの気持ちを伝えつつ、

なでなでの実演をすること数ヶ月、

最近、ようやく優しい起こし方をしてくれるようになりました。

 

その方法は、「(起き)て!」と言いながら、

私たちのおでこを指先でちょんちょんつつくというもの。

いつのまに、なでなでがちょんちょんに変わったのかはわかりませんが、

とにかくも念願の優しい起こし方です。

 

そしてなんと言っても、ちょんちょんしてくれるときの仕草と

私が大袈裟に起きてみせたときの嬉しそうな表情が堪りません。

厳密には、先にハルがうんうん唸りつつ起き出した時点で私も目が覚めているのですが、

ここはハルのおかげで気持ち好く目覚められた、ということの表現が重要です。

「ありがとう、起こしてくれたのねえ。ハル、おはよう!」と言うと、

とびきりの笑顔を見せてくれます。

 

 

ですが、つい調子にのってしまうと大変です。

布団との別れを惜しみつつ、もう一度ちょんちょんしてもらおうと

しつこく寝そべっていると、ハルに本気で怒られてしまいます。

なかなかゆったりとはいかない、朝の目覚めです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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