我が家は、トマトの種だらけ。

二歳の娘との、毎日の暮らしを綴っています。

春の七草粥のお話

昨日ご紹介した西村亨先生の著書『王朝びとの四季』は、 身近な草花などの自然に対する感受性についてだけでなく、 今も残る伝統行事や各風習の起こりなども、 大変丁寧に解説してくださっています。 その中に、一月七日にいただく 春の七草粥の由来について…

今年の目標「本を読む」

私は、それなりに意気込んで始めたことも 大概途中でうやむやにしてしまいがちなのですが、 今年は懲りずに一年の目標なるものを考えてみました。 それは「できるだけ毎日、ほんの一頁ずつでも本を読むこと。」です。 目標と言うには、すでにだいぶ弱気です…

あけましておめでとうございます

おかげさまで、家族揃って無事新しい年を迎えることができました。 皆様、いかがお過ごしでしょうか。 お正月とは言え、親戚への挨拶やらであちこちへ伺うため、 これが案外とせわしいものです。まして子どもが生まれてからは、 いよいよゆったりとくつろい…

良いお年を

たいしたことはしていないのに、なにやら慌ただしくしていたら、 あっという間に年の暮れ、大晦日になってしまいました。 今時分になると毎年思うことですが、 一年というのは過ぎてしまえば本当に早いものですね。 日々色々のことがあったはずなのですが、…

ハル、二歳のクリスマス。

少し前のことになりますが、先のクリスマス、 二歳になったハルのもとへも、とうとうサンタクロースがやって来ました。 とは言うものの、クリスマスを題材にしたアニメなどを観ても、 なんのことやらあまりわかっていない様子だったハル。 そのため、今回の…

父のお願い

三歳前後になると、 子どもはお母さんとの一体感を大切に思うあまり、 お父さんを受け付けない時期があるのだとか。 ハルはまだ二歳を過ぎたばかりですが、 ここしばらく夫は邪見に扱われがちです。 一緒に愉しく遊んだりもするものの、 なかなか抱っこはさ…

父の憂鬱

ハルが生まれてからずっと、その成長に寄り添っている夫。 かなりよい父親だと思うのですが、ハルの態度は随分と淡白です。 夫も負けず劣らず淡々としているので、 けして本気に落ち込むわけではないのですが、 その背中に時折得も言われぬ哀愁が感じられる…

映像辞典【急がば回れ】

急がば回れ:急いで物事をなしとげようとするときは、 早道や危険な方法を選ぶよりも、安全確実な遠回りを行くほうがかえって得策である。 机の向こう端に転がった蜜柑を、 なんとか手を伸ばして取ろうとしていたハル。 いつの間にやら、からだごと机の上に…

“子どもが必ず手伝いをする魔法の言葉”から考える、遊びの本質。

昨日、日本テレビの『世界一受けたい授業』という番組で、 “子どもが必ず手伝いをする魔法の言葉”というものが紹介されていました。 先生役は、ジェニファー・L・スコットさん、 『フランス人は10着しか服を持たない』という本の著者と聞けば、 ご存知の方も…

ウィルス性胃腸炎 その後

なんやかんやとぐったりしつつも、 おかげさまで私とハルは思いのほか早くに回復しました。 そして夫は無事のまま、これで我が家の ウィルス性胃腸炎の流行は収束したかに見えましたが、 少し間を置いて、最後にはやはり夫にもうつってしまったのでした。 こ…

ウィルス性胃腸炎と雪景色

つい先日、ハルが食後に突然嘔吐しました。 これまでにない症状に不安を覚えつつも、ハルくらいの月齢ですと まれにこうしたことはあるそうなので、しばらくは様子を見ることに…。 すると、しばらくしてまた嘔吐。その後も再び嘔吐をしたため、 さすがに心配…

宝探し

今、大人になった私が、 ハルという存在を知らずに一人で歩いていたならば、 咲いている花に立ち止まることがあったとしても、 足もとまで色々になにか探し歩くことは きっとしなかったろうと思います。 ハルと外へ出ると、葉のかたちや、 陽に透いた花びら…

ポケットの中には

お出掛けをすると、行く先々で次から次へとものを拾うハル。 今時分であれば、艶がかったドングリの実や、 ところどころ色の移ろうイチョウの葉、 やわらかな山茶花の花びらなどを手にしては、 熱心にポケットへ仕舞い込んでいます。 時折、ハルがポケットの…

私と蜜柑

先日、ハルの蜜柑好きについて書きましたが、 何を隠そう私も蜜柑が大好物です。 子どもの頃は、祖父母から誕生日プレゼントに 段ボール箱いっぱいの蜜柑をもらう程。 それをほとんど一人で、あっと言う間に食べきっていました。 秋の深まる今時分には、もう…

ハルと蜜柑

果物好きのハル、とりわけ お気に入りなもののひとつが蜜柑です。 昨年の冬に初めて食べた以来すっかり夢中で、 旬の終わる今年の春先まで毎日のように食べ続けていました。 それからしばらくお預けと思いきや、 今時はハウス蜜柑なるものがあり、 夏場には…

深秋の風邪

朝晩だけでなく、日中までも 随分と冷え込むようになりました。 我が家は揃って鼻風邪をひき、色々と お出かけが延期になったりなどして困ったものです。 それでも、いつもわりに空いている公園へ行き、 隅っこの方で遠慮がちに遊んだりもしながら、 其所此…

ハル、という存在。

いつの間にか知れないのですが、 近頃ハルが「あう( ハル )」と言いながら、 自分のことを指差しするようになりました。 それは、「自分でやりたい」、「自分がやりたい」、「自分もできた」など、 まさにハル自身を指し示すもので、頬を指で触れるような…

踊りに夢中

近頃、ハルが突然、踊り出すことがあります。 以前にご紹介した“くるくる”との違いは、手の動きも加わること。 ひらひら、よいしょよいしょ、 なにやらとても愉快に部屋の中を踊ってまわります。 きっかけはよくわからないのですが、 今のところは食べたもの…

困ったときのバナナさん

食事を終えて、しばらくすると、 ハルが私の手を引いて「あっち!あっち!」と台所を指差します。 食べ物の在り処へのお誘いです。 ハルくらいの月齢ではままあることのようですが、 一度にたくさんの量を食べられないため、日に幾度か間食が必要となり、 こ…

ハルの味覚

ハルの味覚は、どうも私の子どもの頃のそれに よく似ているような気がします。 まだ、あまりお菓子をあげていないため、おやつと言えば、 おにぎりやパン、果物、それから甘栗に、お煎餅などを食べているハル。 果物の他は、クッキーやビスケットのような甘…

秘かな幸せ

時々、ハルの柔らかな 髪のぬくみにうずまって、 そっと空気をはむように 頬擦りをしたくなります。 砂糖菓子のような、ほの甘い匂いに、 思わずほうと溜め息のもれる、あの心地。 私の、秘かな幸せです。

ハルとの約束

先日、ハルがとうとう二歳の誕生日を迎えました。 思い返せば二年前、予定日を過ぎても 一向に生まれる気配のなかったハル。 このままずっとお腹にいるつもりかしらと思う程の 長い長い十日間の後、どうにか無事に生まれたハルは、 目も鼻も口も、手足も指も…

選り好み

ハルは、おかずの中から 特定の具材だけを選り好みして食べることがあります。 好き嫌い、というのとも少し違って、 ただお気に入りのものを食べられれば それで満足といった様子です。 おにぎりの海苔だけ、 オムライスのたまごだけ、 ピザトーストのチーズ…

ハルの成長

ハルは、もう特に転んだときのことを 思い出すでもなく元気にしていますが、 時折私の足を指差しては様子を伺うような素振りを見せます。 どうも、いつもとは勝手が違うらしいということは、 ハルなりに薄々感じるものがあるようです。 「いたいのいたいのと…

花森安治さんと読む『暮らしの手帖』

おすすめの人、花森安治さんの特集も今回で最後です。 さて、『暮しの手帖』には、創刊以来 大切に引き継がれている花森さんの言葉が掲載されています。 表紙の裏面に綴られた、“暮しの手帖宣言”とも呼ばれる一文です。 「これは あなたの手帖です いろいろ…

花森安治さんと愉しむおしゃれのこと

1946年夏に出版された『スタイルブック』の巻頭に、 花森さんの言葉が以下のように掲載されています。 「まじめに自分の暮しを考えてみる人なら、誰だって、 もう少し愉しく、もう少し美しく暮したいと思うに違いありません。 より良いもの、より美しいもの…

花森安治さんと考えるもののけじめ

一貫した姿勢で、社会への問題提起を続けた花森安治さん。 歯に衣着せぬ言葉はなかなかに手厳しいものですが、 その根底には確固たる信念が感じられます。 夫の買ってきた第2世紀第1号の『暮しの手帖』で、 『ものの けじめ』と題して掲載された花森さんの…

花森安治さんと見つめる暮しのこと

あるとき、仕事終わりの夫が、 一冊の古雑誌を手に帰ってきたことがありました。 その頃住んでいた家の近くには、なかなかに好い品揃えの古本屋さんがあり、 二人してよく足を運んでいたのですが、その日は夕方ふらりと立ち寄った際、 何気なく手にした雑誌…

真似っこ

先日、松葉づえに頼る生活と書きましたが、 一日の大半を家の中で過ごすようになってみると、 実際のところ松葉づえを使う機会はほとんどなくなりました。 しばらく試してはみたのですが、 ハルが甲斐甲斐しく手助けを買って出てくれるので、 それがありがた…

後悔先に立たず

ご無沙汰しています。 ここ数日、夫の実家で過ごしていたため、 更新ができずにいたのですが、ようやく自宅に帰ってきました。 と言うのも、この間に私はとんでもない失敗をしてしまいまして、 満足に立ち座りもできない状態でお世話になっていたのです。 遡…