ハルの庭

三歳の娘との、毎日の暮らしを綴っています。

小麦粉係の発表会

 

 

 

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先日の、保育園での発表会。

ハルは「小麦粉をボウルに入れるぐり(ぐら?)」の役でした。

つまるところ、子どもたちは皆ぐりとぐらで、

それぞれに、ボウルへ卵を入れる係、

お砂糖を入れる係、小麦粉を入れる係、等々、

役が割り振られていたわけです。

 

お知らせの言葉には

随分語弊があったような気もしますが、

可愛らしいぐりとぐらの頑張る姿に、

大人たちは皆、感無量です。

 

ハルも、はじめは少し不安そうにも見えましたが、

音楽が流れると楽しそうに歌ったり、踊ったり、していました。

 

「はる、なはなはったよ。」

(ハル、泣かなかったよ。)

 

帰り道、そう得意気に話してくれたハル。

 

沢山の経験を経て、日毎ハルの世界が

豊かに花ひらいていくことが、

今は、とても幸せです。

 

 

 

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ハルのクリスマス おまけ

 

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つつつと歩み寄ってきたハルが、

訳知り顔で教えてくれました。

 

「ねぇね、クイシュマシュって、

おじしゃんのたんじょうびだよ。」 

 

・・・おじさん。

 

あんまり近しい存在のように言うので、

一体誰のことかと本気に考え込んでしまいました。

 

ハルは三歳だから、おじさんのケーキにも

ロウソクを三本さしてあげたらいいよ。

と、気遣いだか、ちゃっかりだか、

よくわからない便乗の仕方をしていたハル。

 

クリスマスはサンタクロースとケーキの日、

と思っていた私よりは便乗の程度も

可愛いものかも知れませんが、

今度の冬はブルーナさんの絵本などを買って、

クリスマスのお話を一緒に読んでみようかなあと

思ったのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ハルのクリスマス

  

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縦横無尽に転がるハルの枕元にも、

無事にサンタクロースからのプレゼントが届きました。

 

昨年、二歳過ぎで迎えたときと比べると、

俄然クリスマスへの意識が高まっていたハル。

サンタクロースの存在については

まだ認識が曖昧なようですが、

プレゼントを発見した時はとても嬉しそうで、

これはもう、サンタクロースも大喜び間違いなしです。

 

 

見返りなんて求めない。

幸せでいてくれることの、このうえない幸せ。

 

愛って、やっぱりそういうものなのでしょうか。

 

 

 

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小麦粉係

 

 

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ハルの保育園では、近々発表会があります。

先日、各家庭で用意をする子どもたちの衣装について、

連絡帳にお知らせがはさんでありました。

 

どうやらハルの組は、皆で劇をするようです。

 

「持ち物 白のロングTシャツ」

「役名  小麦粉」

 

・・・なにやらとてもシュールで、

思わず笑ってしまいました。

 

 

 

 

 

(後日談)

当日の式次第が配られ、劇の演目が

ぐりとぐら』であることが判明しました。

ぐりとぐら』と言えば、第一作で登場する

美味しそうなカステラが思い出されます。

とすると、小麦粉役のハルは、

素敵なカステラになるのでしょうか。

とにもかくにも、当日がとても楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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『我が家は、トマトの種だらけ。』改め・・・

 

 

随分、ご無沙汰してしまいました。

 

職場の繁忙期や、保育園からの

度重なるお迎え要請を乗り越え、

ようやく日々の暮らしに

落ち着きを感じられるようになりました。

 

ハルの傍で、毎日、毎日、

一緒に過ごしていた時とは、

まるで勝手が違い、

全体何がどうなっているのか、

自分で不思議に思う程のせわしさでした。

 

ぼんやりしていてはハルがあっという間に成長してしまう、

と焦ってばかりいたようにも思います。

 

さて、そんなわけで

長らくあいだが空いてしまったこの機会に、

ふと思い立ち、ブログを一新することにしました。

 

新しいブログ名は、

『ハルの庭』です。

 

以前にもまして、

日常の本当に些細な出来事を

ただただ、のんびり綴るようかと思いますが、

また皆様にご覧いただけましたら幸いです。

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我が家は、トマトの種だらけ。

 

 

最近でこそ、保育園でめいっぱい遊ぶようになり、

食事らしい量を食べるようになったハル。

それでも以前は、離乳食の頃からとにかく食が細く、

ほとんど霞を食べているのでないかと思う程でした。

 

そんな中でも、

ずっとハルの好物だったものがトマトです。

 

あれはまだ、ハルが一歳になる前の夏。

当時はまだスプーンやフォークなどを

あまり使いこなせていませんでしたので、

食べるときは豪快に手づかみをしていたハル。

両手にトマトの種を携えたまま

食事中ふらふらと歩き回るために、

気がつけばそこらじゅう、

我が家は、トマトの種だらけ。

 

その都度拭き取ってはいたものの、

それでも掃除の度に、いつぞやの種がひょっこりと出て来たり、

ぴたりとこびりついて床との別れを惜しんだりなどしていました。

 

ハルが眠った後、一人、部屋の片隅で種を拾いながら、

ふと、子どもの頃に父が話していた冗談を思い出しました。

「スイカを種ごと食べると、お腹の中でスイカが育っちゃうぞ。」

幼心に、もしも本当にスイカが育ったらどうしよう、

と妙な心配をしていたものです。

 

このトマトの種も、皆育って、

家の中がトマト畑みたいになったりして・・・。

そうしたら、もうトマトを買わなくて済むかしら。

そんなことを考えては、せっせと床を拭く毎日。

 

子どもを産む前は、まさか家中

トマトの種を拾って回ることになるなんて、

思いもよりませんでした。

困ったような、それでいてなにやら可笑しい、

そんな気持ちで掃除をしていたことが、

懐かしく思い出されます。

 

今では、すっかりフォークを上手に使えるようになり、

お箸の練習にも励んでいるハル。

それ程食べこぼすこともなく、まして

トマトの種を蒔いて歩くこともありません。

  

 

大変で、苦しくて、

くよくよと悩むようなこともあるけれど、

本当に、今日という日は今きりなわけで、

そう思えば、何もかもが切ない程に愛おしい。

 

 

これまでの日々を振り返って、

寂しくなったり、嬉しくなったり。

ハルと過ごす私の毎日は、

今のところ、こんな具合です。

 

 

 

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